6月23日の慰霊の日を前に糸満市摩文仁にある平和の礎で26日、新たに342人の戦没者の名前が刻まれた刻銘版が設置されました。

糸満市摩文仁にある「平和の礎」には国籍や軍人、民間人を問わず沖縄戦などで犠牲となった24万人あまりの名前が刻まれています。

沖縄県は遺族などから申告を受け毎年、追加刻銘していて、戦後80年となる2025年は、県出身者16人、県外出身者325人アメリカ出身者1人の合わせて342人の名前が刻まれた刻銘版が26日設置されました。

県平和・地域外交推進課平和推進班 和仁屋浩次班長:
沖縄戦では遺骨さえ収集できなかった方々が大勢おります。平和の礎に刻銘することによって生きた証にもつながりますので、県としましては沖縄戦で亡くなられた方全ての方が刻銘できるよう取り組んでまいりたい

「平和の礎」に刻まれた戦没者は24万2567人になります。

沖縄テレビ
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