WFP=世界食糧計画は23日、パレスチナ自治区ガザで支援物資を積んだトラック15台が略奪されたと発表しました。
WFPによりますと22日の夜、ガザ南部にあるパン店に食料を届けようとしていたトラック15台が何者かに略奪されました。
WFPは、ガザ地区の住民が食料支援に対する不安を募らせていることが略奪の原因になっていると指摘し、迅速で安全な食料の輸送を実現するためには、イスラエル軍の支援が必要だと訴えています。
イスラエル当局は23日、支援物資を積んだトラック83台がガザ地区へ入ったと発表しましたが、国連機関は1日あたりトラック500台から600台分の支援物資が必要だとしています。