7年前の西日本豪雨を教訓とした水害対応訓練が5月23日、倉敷市役所で行われました。

訓練は、人事異動などで新たに防災や危機管理部門の担当となった職員に水害発生時の初動体制などを確認してもらおうと毎年実施されています。23日は午前と午後に分かれて約200人が訓練に参加、倉敷地域に大雨警報が発表され土砂災害や浸水害の危険性が高まっているとの想定です。

参加した職員は「ため池の水位が上昇し家屋が浸水するおそれが出ている」などの重大事案をホワイトボードに書き出すなど情報共有の方法などを確認しました。

(倉敷市 大本進危機管理監)
「(災害発生や訓練の度に)その対応について検証して次の対応に組み入れるようにしている。それを踏まえてマニュアルが出来ているのでチェックリストに基づいて対応がうまくできるかというのを訓練でやっていく」

市は今後、避難所開設の訓練なども実施し、水害発生時の対応をさらに充実させることにしています。

岡山放送
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