ファジアーノ岡山のサポーター団体が5月23日、サッカー専用スタジアムの必要性を訴える要望書を岡山県に提出しました。
岡山県庁を訪れたのはファジアーノ岡山のサポーター団体「GATE10 UNION」のメンバー6人です。県スポーツ振興課の松本綾子課長に要望書を手渡しました。
サッカー専用スタジアムを巡ってはファジアーノのホーム「JFE晴れの国スタジアム」で行われた2025シーズン全ての試合で、ホームエリアの観戦チケットが完売。試合を観戦したくてもできない人が多いことから新しいスタジアムの整備の必要性について議論されています。
団体が2024年、サポーターを対象に実施したアンケートでは専用スタジアムが早期に必要だという意見が約9割に上っていて、要望では専用スタジアムの具体的な検討や地域活性化に向けた官民連携を進めることを求めています。
(GATE10 UNION 松島和季代表)
「見たくても見られない人が多くいると感じる。試合を見ることが出来ないのは大きな機会損失」
(岡山県スポーツ振興課 松本綾子課長)
「県民の盛り上がりが非常に大事。クラブをはじめ関係者で議論していくことが必要」
サポーター団体は今後、署名活動などを行い、スタジアム新設に向けた機運醸成を図りたいとしています。