サッカー、明治安田J1リーグのファジアーノ岡山を全力で応援する全力ファジライブのコーナーです。今回は、チームの最前線でゴールを狙うストライカーの思いに迫ります。

(岸下恵介アナウンサー)
「全力ファジライブ、今回はこちらの選手です。ゴールという結果で7試合ぶりの勝利に導いたストライカーです」

2024年夏、京都から完全移籍で加入したフォワード、一美和成選手(27)。前節の新潟戦では1対1の同点の場面でPKを獲得。そのPKが決まり、これが決勝ゴールとなり、チームを7試合ぶりの勝利に導きました。

(ファジアーノ岡山 一美和成選手)
「もう自分がもらった時点で“絶対蹴ろう”と決めていたので、本当に思い切り蹴るだけでした」

・・・一美選手にとってもゴールが決まるという、そういう試合になりましたね
「結果的に勝ち越しゴール決められたのは本当にうれしいです」

Q:PKど真ん中に蹴られましたよね。狙っていたんですか?
「狙いました。状況的にもキーパーがなかなか真ん中に立っていられないとは思っていたし真ん中に思い切り蹴れば入るかなと思ったので、そこはもう信じて蹴りました」

・・・すごい!
「なかなか勝てていなかった状況もありましたし、自分自身もゴールがここ最近取れていなかったので、そういう部分含めて価値ある勝ち点を取れたので良かったです」

一美選手はこれまでガンバ大阪や徳島、京都などでプレーし、4月6日のFC東京戦でJリーグ通算250試合出場を達成しました。2025シーズンの初ゴールは古巣対戦となった2月のガンバ大阪戦。この試合の勝利で木山隆之監督(53)がJリーグ通算200勝を達成しました。

Q:古巣への恩返し弾プラス、木山監督の通算200勝のメモリアルな試合でしたけども
「木山監督の200勝は初めて知りました。今」
・・・そうなんですか(笑)
「監督もガンバ大阪にいた経歴もありますし、そういう部分含めたら、すごく良い勝利だったかなと思います」

一美選手と同じポジションなのがブラジル出身の大型フォワード、ルカオ選手(29)。その存在は、一美選手にとって大きな刺激になっています。

(一美和成選手)
「本当良い切磋琢磨ができていると思いますし、結果でのアピール合戦じゃないですけど、1試合1試合本当にちゃんとやっていかないと行けないなと思います」

チームの競争力を高めながら、より高みを目指すファジアーノ。次節、2025シーズン2回目の2連勝を目指します。

◆今季の目標は
「シュートまで持っていくとか、シュートするっていう所が自分の良さだと思うのでそういう部分はもっと出していきたい。“フォワードとして得点を取ってチームの勝利に貢献できるゴールを”たくさん取りたいと思いますし、出来るだけ多く取りたいし、2ケタ得点というのも目指して頑張っていきたいと思います」

岡山放送
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