岩手県住田町の観光スポット・滝観洞は、2024年4月に観光センターがリニューアルしてから訪れた人が2万人を超え、5月23日、記念のセレモニーが開かれました。
1年で2万人を超えるのは東日本大震災以降、初めてです。
滝観洞は数億年かけて形づくられた鍾乳洞で、落差29メートルの滝が見どころです。
2024年4月に観光センターがリニューアルオープンしたこともあり、ここ1年間で県内外から多くの人が訪れています。
そして23日、リニューアルしてからの入洞者数が2万人を超えました。
達成したのは静岡県から旅行で訪れた佐々木さん一家です。
23日は記念のセレモニーが開かれ、くす玉を割って2万人達成を祝ったほか、記念品として住田町のスギで作った盾や町の特産品が贈られました。
佐々木満智雄さん
「滝で絶景だって。写真もあったのでちょっと見てみたいなと」
佐々木佳代さん
「人生初のこういうセレモニーに参加したので、ただただびっくり」
佐々木智央さん
「岩手に来るのも初めてで、こうした区切りに来られたのも何かの縁。目いっぱい楽しみたい」
セレモニーの後、佐々木さん一家は滝観洞で探検気分を味わっていました。
観光センターによると入洞者数が1年で2万人を超えるのは、震災以降初めてだということです。