体の不自由な人たちが日帰りの旅行を楽しむ特別列車「ひまわり号」が5月25日に運行されるのを前に、22日、寄付金の贈呈式が倉敷市で行われました。
贈呈式では、「ひまわり号」を走らせる倉敷実行委員会の西尾隆広会長にOHKから寄付金の目録が贈られました。
「ひまわり号」は、日頃旅行をする機会が少ない体が不自由な人たちのために列車を貸し切り日帰りの旅を楽しんでもらう企画です。1985年から始まったこの企画は、コロナ禍で一時期中止となりましたが、その後再開され、2025年で38回目となります。
(「ひまわり号」を走らせる倉敷実行委員会 西尾隆広会長)
「76人が申し込みされて、全員を連れていければいいのだが車両の関係などで全員は行けないので、その人たちの思いも一緒に尾道に連れていきたい」
25日に運行される「ひまわり号」は、障害者や家族、ボランティアなど約240人が参加し、JR倉敷駅を出て広島県尾道市の千光寺公園などを訪れることになっています。