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プレスリリース配信元:株式会社Oshicoco

SNS総フォロワー11万人の「推し活応援メディア」を運営する株式会社Oshicocoは、SNSフォロワーの推し活層、公式LINEの登録者を対象に『オタクのグッズ事情』に関するアンケートを実施しました。





|調査概要
■集計期間 5/13~5/14
■有効回答数 1,010件
■調査媒体と対象者
Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層・公式LINEを登録している推し活層

| 本調査はOshicoco調査サービス『推しペディア』を活用しました。


■コロナ前よりもグッズ代が高くなったと感じますか?



ーグッズ代は本当に高くなった? 推し活層の“体感”とその背景に迫るー

グッズ代がコロナ前よりも高くなったと感じた推し活層は全体の約9割でした。これは、単なる“感覚”ではなく、実際の市場動向とも一致している可能性が高いと考えられます。

その背景には世界的な物価高騰や人材不足による製造・物流コストの上昇といった構造的な要因があります。加えて、コロナ禍でコンサートやリアルイベントの開催が制限されたことにより、アーティストやアイドル側がグッズ販売に付加価値を付けるような設計が強化されました。

中でも特に変化が大きかったのが、CDやアルバムなど“音楽メディア”としてのグッズです。

コロナ禍では映像通話イベントなどのオンラインで推しと交流できるイベントが登場しました。これはCDやアルバム購入に「応募特典」としてオンラインイベントを用意することで、ファンとの交流する場を設けるというものでした。これにより、CDやアルバムは単なる“音源を楽しむ媒体”ではなく、推しと直接つながるための“応募券付きグッズ”という位置づけが強まりました。

この変化によって、ファンの購買動機にも明確な変化が見られるようになります。
「音楽を聴くためにCDを買う」よりも、「特典を得るためにCDを買う」――。

こうした意識の変化が広がる中で、CDやアルバムの仕様もより豪華に、価格も上昇傾向になりました。その結果、ファン側の“グッズ代が高くなった”という体感は、価格そのものの上昇付加価値への投資意識の両面から裏付けられていると考えられるのです。

また、オンラインイベント(映像通話イベント等)はコロナが落ち着いた今も残っているイベントであり定番化しています。コロナ前よりも選択肢が増えた推し活層は、「チケット購入・イベント応募・グッズ購入」等の複数の投資要素の中から、優先度を付けて取捨選択することを強いられています。推し活層に「お金をかける価値がある」と判断してもらうような仕掛けづくりが、これからのマーケティングとして必要な要素となってくるのではないでしょうか。


| コロナ禍に見られたCD・アルバムの特徴
形態数の増加/オンラインイベント(映像通話イベント等)の応募券封入/豪華な特典封入


|映像通話イベント
コロナ禍で生まれたオンラインイベントの1つ。推しに「直接会う」ことが一般的だったコロナ前とは違う、「オンラインで推しと話せる」という新たなイベントの形。コロナの影響で生まれた常識の1つと言えるでしょう。

■今まで買ってきたグッズの、最高金額を教えてください!



続いて、これまで推しのグッズや推し関連商品にかけた最高金額はいくらか、という質問を行いました。

この調査では、全体の半数以上、つまり"2人に1人"が推しのグッズや関連商品に「3万円以上」を支払ったことがあると回答しました。

前回弊社で行ったチケット金額の調査では全体の6割以上が「5,000円~15,000円」をチケットに支払うことができる金額として回答しましたが、その金額を遥かに上回り、グッズ代への投資金額がチケット代よりも大きいという推し活層の消費行動が読み取れる結果となりました。

購入商品について質問したアンケートでは「イベントへの応募券付きアルバム」や「痛バッグを組むためのランダムグッズ」などと、ランダム要素が強いものが多くの割合を占めました。このことから、推し活層が「推しに会えるイベント」や「ランダムグッズ」を引き当てるために多額のお金をかけているということが考えられます。


|痛バッグとは
推しのキャラクターやアイドルのグッズなどをたくさん装飾したバッグのこと

▽痛バッグに関するインタビュー記事はこちら

■推しのグッズ代が高くても買う理由は?



最後に推しのグッズ代が「高くても買う理由」を調査しました。ここでは「推しへの貢献」「自分自身の欲求」「実用性やデザイン性」の大きく3つに分けて、推し活層の購入理由を分析していきます。


1つ目は「推しへの貢献」です。
「推しに貢献できる気がする」「購入が活動の支えになると感じる」「思い出として残る宝物になる」といった声が多く寄せられました。この回答からは、グッズ購入そのものが“推しへの応援の証”として機能している様子がうかがえます。商品が手元に残るか否か以上に、「購入する行為」自体がファンにとって重要な意味を持っているようです。



2つ目は「自分自身の欲求」に基づくものです。

「コレクションを揃えたい」「他のファンと差をつけたい」「限定品・プレミア感があるから」といった動機は、自己表現やステータス形成とも結びついています。

コンサートやイベント会場に行ったときに、自分自身が、他のファンよりもグッズを多く持っていたり、希少価値の高いグッズを持っていたりすることが、”推しやグループへの愛が強い”と考える人もいるようです。とくに“ランダム性のあるグッズ”が多数販売される昨今、コンプリート欲や希少アイテムを所有することへのこだわりは、消費額の増大に直結していると考えられます。


3つ目は「実用性やデザイン性」を理由とする声です。

「日常的に使える」「シンプルにデザインが好みだった」という回答も多く、“使えるからこそ買う”という視点での消費があることも明らかになりました。グッズのクオリティや実用性が高まっていることも背景にあり、推し活が非日常的な趣味から、日常に馴染む文化へと変化していることを示唆しています。これはファッショントレンドにも影響を与えています。

最近ではKPOPグループコンセプトにインスパイアされた「ウィッシュコア」というファッショントレンドが登場し、グループのコンセプトやグッズに合わせたファッションを楽しむ推し活層も多く見られています。デザイン性や実用性の高いグッズが多いことで、推し活層がファッションに取り入れやすく、トレンド形成に大きな影響を与えました。


これら3つの理由はそれぞれ異なるように見えながら、共通して「推しとの関係性をより深めたい」という根源的な欲求に根差しています。高額であっても、それを"買うこと”が「価値のある行為」であると推し活層はとらえているようです。


今回の調査はOshicocoの調査サービス『推しペディア』で実施しました!



|推しペディアとは

株式会社Oshicocoが提供する、若年層マーケティング調査サービスで、「推し活×データ」で若年層のインサイトを分析し、企業のマーケティングや商品企画に活かすことができます。


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