宮崎出身の漫画家・東村アキコさんの自伝的作品で宮崎も舞台となっている映画『かくかくしかじか』が5月16日に全国公開された。宮崎市の中心市街地では、映画のロケ地となったことを街の活性化につなげる取り組みが行われている。

宮崎市の繁華街のアーケードに設置された横断幕とフラッグ。中心市街地の活性化に取り組む街づくり団体「シンクアクト」が、宣材データの使用を映画の配給元に掛け合い制作したものだ。

一番街と若草通りの商店街振興組合の協力を得て、公開直前の5月12日から、横断幕3枚とフラッグ30枚が掲示されている。
高校時代の恩師との出会いを通して、東村さんが人気漫画家になるまでを描く映画『かくかくしかじか』には、主人公・明子と友人の北見が若草通りを歩くシーンが…。シンクアクトの担当者によると「映画のロケ地となったことが街中に人を呼び込むきっかけになればと思い装飾を企画した」ということだ。
(テレビ宮崎)
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