大阪・関西万博に石州和紙で作った赤ちゃんの靴が出展されることになり、制作した職人が作品に込めた思いを語りました。

赤ちゃんが初めて履く靴、ファーストシューズ。石州和紙でできています。
浜田市三隅町の伝統工芸士・川平勇雄さんの作品が大阪・関西万博で出展されることになり、実際に会場で展示する靴を披露しました。

今回の万博では、5月27日から地域に根差した伝統の技を継承する職人やクリエイターの作品展示が行われる予定で、石州和紙から作られた靴も全国から集められた約50の作品のひとつに選ばれました。
靴はノリを一切使わず、縫い合わせや靴紐などすべて石州和紙で作られています。

伝統工芸士・川平勇雄さん:
「作品を見て興味を持ってもらって、『見てみたい、産地に来てみたい』と思ってもらえたらありがたい」

川平さんの作品は、大阪・関西万博で5月27日から6月1日まで開催される「匠が演じる日本美の世界」で展示されます。

TSKさんいん中央テレビ
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