「さっぽろ雪まつり」で自衛隊が制作する大通会場の大雪像が、2基から1基に減ることが分かった。

 訓練時間の確保などが理由だ。

 陸上自衛隊は、例年「さっぽろ雪まつり」で、札幌市の要請をうけて制作している大雪像2基について、2027年から1基にしたいと、5月19日に札幌市に申し入れた。

 災害対応や訓練時間の確保などが理由だ。

 大雪像は自衛隊の他、NPO法人などが3基担当し、全部で5基あるが、秋元克広札幌市長は4基に減る可能性も示唆した。

陸上自衛隊による大雪像制作
陸上自衛隊による大雪像制作
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 「減らしたくない思いがありながらも、民間で3基から1基増設することを民間で対応できるかということについては、かなり厳しい面があると思う」(秋元克広札幌市長)

 札幌市は今後について、実行委員会と協議を進める方針だ。

大雪像制作2基→1基に
大雪像制作2基→1基に
北海道文化放送
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