天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが初めて能登半島地震の被災地を訪問されている。
訪問を心待ちにしていたという大勢の人たち。
愛子さまの言葉が、被災者を勇気づけていた。

愛子さまの能登半島被災地訪問2日目は志賀町へ

石川県を訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。

石川・志賀町役場(19日午前9時半過ぎ)
石川・志賀町役場(19日午前9時半過ぎ)
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2日目の19日は、能登半島地震の被災地・志賀町を訪問された。

19日はチェックのジャケットに黒のパンツ姿の愛子さま
19日はチェックのジャケットに黒のパンツ姿の愛子さま

お召しものは18日のベージュのジャケットとパンツから、チェックのジャケットに黒のパンツへ。
その愛子さまを一目見ようと、志賀町役場周辺には朝から多くの人が集まった。

沿道からの歓声に笑顔で手を振られる愛子さま
沿道からの歓声に笑顔で手を振られる愛子さま

沿道からの「愛子さま〜」、「かわいい〜」などの歓声に、愛子さまは窓を開け、笑顔で手を振られた。

沿道の人は、「手を振ってくれて、ニコニコって笑ってくださった。笑みがすごくきれいだった」、「本当にきれいでしたね」、「すばらしい。うれしいわ」などと話し、愛子さまの魅力について尋ねると「真面目なところ。何でも一生懸命な人。お母さんに似て素晴らしい」と答えていた。

被災した商店の再建を支援する道の駅でも耳を傾けられる

続いて向かわれたのは、道の駅「とぎ海街道」。

道の駅周辺で愛子さまを見た人は「かわいかったわ〜。生きててよかったと思う」と話していた。

被災した商店の再建を支援する道の駅「とぎ海街道」でも店主の話に愛子さまは耳を傾けられた
被災した商店の再建を支援する道の駅「とぎ海街道」でも店主の話に愛子さまは耳を傾けられた

2024年1月の能登半島地震で被災した商店の再建を支援するこの道の駅。
敷地内には、スーパーや仕出し店、たこ焼き店など、仮設の商店街がオープンしている。
その店主一人一人の話に、愛子さまは丁寧に耳を傾けられた。

トギストア経営者・冨澤美紀子さん
トギストア経営者・冨澤美紀子さん

トギストア経営者・冨澤美紀子さん:
被災した時のつらいようなことはあまり話題にはなさらないような感じでしたね。
印象としては、本当にやはりわが国のプリンセスですね。とても品があって、お言葉も優しいお言葉で。

たこ焼き店の店主は、愛子さまとの間で笑いが起きていた際のやり取りについて明かした。

たこ焼きレストランまつ本・松本光一さんは愛子さまとのやり取りを明かした
たこ焼きレストランまつ本・松本光一さんは愛子さまとのやり取りを明かした

たこ焼きレストランまつ本・松本光一さん:
愛子さまに「たこ焼き作られますか?」ってお聞きしましたら、友達とたこ焼きパーティーをされたりとか、本当にそういう楽しい思い出もありますよということも言われてましたので。楽しい時間でした。

もともとは2024年9月に予定されていたものの、直前の豪雨被害により延期されていた愛子さまのご訪問に、心待ちにしていた人は大きな力をもらっていた。

愛子さまは仮設住宅の住人とも会話された
愛子さまは仮設住宅の住人とも会話された

愛子さまと話された仮設住宅の住人:
待ちに待っていたので、前回いらっしゃるっていうのを来られなかった。それを皆さん残念に思っていたので、その旨をお話しさせていただきました。「ありがとう」ということを言われたので、本当に感激しました。

その後向かわれたのは、志賀町のボランティアセンター(富来行政センター)。

愛子さま「時間はどれくらいですか?」
ボランティアの人「9時〜3時とか、夕方までですね」
愛子さま「ほぼ1日?」
ボランティアの人「ほぼほぼ」
愛子さま「すばらしい」

愛子さまは午後5時ごろ、金沢駅で馳知事などとあいさつし、石川県をあとにされた。
(「イット!」5月19日放送より)

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