カナダ・マニトバ州で13日、大規模な山火事が発生し、2人が死亡、1000人近くが避難を余儀なくされた。同日、アメリカ・メリーランド州では、豪雨による洪水が住宅街を茶色く染め、小学校は2階まで浸水。児童約150人はボートで救出され、無事だった。
煙と炎に追われ…住民が愛犬とともに脱出
カナダで、大規模な山火事が発生。そして、アメリカでは豪雨による洪水が発生した。
道路は川となり、濁流が流れた。

カナダ中部のマニトバ州を走る車の車内から捉えた映像を見ると、前方は煙で覆われ、視界が悪くなっている。それでも走り続けると、窓の外には赤々と燃え上がる炎があった。
山火事は、13日午後に発生。

急速に燃え広がり、カナダ連邦警察によると、2人が死亡、1000人近くが避難を余儀なくされているとしている。
愛犬と共に命からがら避難した女性は、「何が何だかよく分からない。呆然としている…」と話していた。
「車が浮いてる」泥流が住宅を飲み込む
一方、アメリカ東部のメリーランド州では13日午後、数時間続いた豪雨のため、小学校の2階まで浸水する大規模な洪水が発生した。

約150人の児童は、ボートで避難し無事だった。
消防署にも、泥水が流れ込んでいる。
消防救助隊長:
昨夜は荒れ狂う川でした。あんな流れは見たことがないと思う。
住宅街に流れ込んだ濁流で、町は茶色く染まった。

子ども:
(車が)浮いてる。
親:
そうね、浮いてる。
駐車場では、車が浮いていた。
(「イット!」5月16日放送より)
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