「若狭ふぐ」の稚魚の出荷が、小浜市の県栽培漁業センターで始まりました。
      
県栽培漁業センターでは毎年、「若狭ふぐ」のブランドで知られるトラフグの稚魚を、嶺南の養殖業者に出荷しています。
   
2025年2月にセンターでふ化させて育てた体長7センチの稚魚を、職員がポンプを使ってトラックに積み込んでいきました。
  
稚魚は成長に伴い、水槽内の密度が上がるとストレスで互いに噛み合いキズがつくことがあるそうですが、今年は傷もなくきれいな状態の稚魚を育てることができたということです。
  
15日は若狭町の養殖業者へ4500匹を出荷しました。2026年12月には体長30センチほどに成長し、「若狭ふぐ」のブランドで 嶺南の民宿などで販売されます。
       
センターでは、6月中旬にかけて7センチサイズと10センチサイズの合わせて7万匹を出荷する予定です。

福井テレビ
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