洗濯、布団干し、ガーデニング、押し入れの換気は、あすのうちにやっておいた方が良さそうだ。なぜなら、あさって16日(金)以降は、梅雨のはしりが現れる見込みとなっている。
梅雨のはしりとは、5月中旬から下旬に、梅雨に先立って現れるぐずついた天気で、必ず現れるものではなく、現れない年もあれば、まるで梅雨のように長雨になることもある。
この週末から来週にかけて本州付近に前線が停滞し、まるで梅雨のような気圧配置となる見込み。17日(土)から18日(日)にかけては西日本、東日本で大雨の可能性もある。

今週末は、浅草三社祭、さっぽろライラックまつり、仙台・青葉まつり、神戸まつりなど、全国各地でイベントやお祭りが開催されるため、天気が注目される。
では、週末から来週にかけての雲と雨の予想をチェックしてみよう。
16日(金)は、西日本、東日本で雲が広がる。東シナ海に現れる大きな雨雲は低気圧と前線によるもので、夜には九州、四国など西日本では雨が降り出す。

17日(土)は前線が九州から関東付近に伸びて停滞。西日本や東日本で大雨の可能性もある。北日本でも午後は雨が降る。

18日(日)は引き続き前線が停滞して、前線付近では大雨の可能性がある。

19日(月)は前線による長く伸びる雨雲が沖縄から伊豆諸島にかかり、西日本や東日本にも雲がかかる。

20日(火)は日中少し晴れる所があるが、全国的に雲が多い。

21日(水)は九州から本州の南海上に前線の雨雲が伸び、北日本にも別の雨雲がかかる見込み。

ということで、あす15日を逃すと、しばらく洗濯を外干しできないかもしれない。仕事があって洗濯できないという方も、あすは通勤時に気持ちいい空気を感じてほしい。
(フジテレビ気象センター 三井良浩)