物流コストの軽減に向け、沖縄県内企業がチャーター船で資材を直接輸入する取り組みを始めました。

これは建築資材の製造や販売を手掛けるタイガー産業が始めた実証実験で12日は韓国から到着した輸送船から資材がおろされました。

これまで海外から輸入した資材は那覇港から陸路で輸送していましたが、工場に近い港で陸揚げすることで輸送コストの削減を図るとしています。

会見で島袋盛義社長は安定的に資材を調達し出荷のコストを抑えることで企業としての競争力を高めていきたいとしています。

タイガー産業 島袋盛義社長:
世界で戦える工場をつくりましょう。7年後には船を行き帰りチャーターできる時代が来ると思う。そういう世界を沖縄全体が考えていかないといけないんじゃないか

タイガー産業は資材の輸入だけではなく、2028年には月に1000トンの自社製品の輸出を目指したいとしています。

沖縄テレビ
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