東京・墨田区で、トンネル内で逆走してきたタクシーが迫る瞬間がカメラに捉えられた。撮影者は間一髪で回避したが、その後、タクシーは他に車がいないのをいいことにUターンを試みていた。一方、兵庫県や茨城県でもノールックの車線変更や急な飛び出しで衝突寸前の危険運転が相次ぎ、遭遇したドライバーたちは安全運転を求めている。
タクシーまさかの逆走!さらにトンネル内でUターン
東京・墨田区で3日に撮影されたのは、片側2車線の道路で起きたあわや衝突の瞬間だった。

「なんだアレ?」「危ねー!」と同乗者とドライバーが驚いていたのは、カーブの陰から現れたまさかの逆走車だ。しかも、それはタクシーだった。
遭遇したドライバーによると、タクシーの運転手は40〜50代の男性で、「“ああっ”という顔をしていた」と動揺しているように見えたと語っている。

実際、運転手は逆走していることに気付いたのか、その後、他に車がいないのをいいことにトンネル内でUターンをしようとしていた。
一部始終を見ていたドライバーは、あまりの危険運転に「プロのドライバーだと思うので、しっかり運転してほしい」と話している。
後方確認なし?強引に車線変更をする車
一方、兵庫・神戸市でも4月26日、あわや衝突という危険な場面がカメラに捉えられていた。

左を走る車がウインカーを出しつつ、突然、強引に車線変更を行った。
走行中だった撮影者は「(自分の車が)サイドミラーの死角に入った状態。ミラーだけでなく目視で確認して、落ち着いて車線変更をしていただければ」と語っている。
ハンドルを握っていたのは20代くらいの女性だったという。
ギリギリ回避…ノールックで飛び出す車
さらに茨城・つくば市で4日、ノールックで飛び出してきた車とあわや衝突という場面が確認された。

問題の車は左のスーパーマーケットの駐車場から止まることなく飛び出し、クラクションで気づいたのか、ガックンと急ブレーキを踏んだ。
一方、撮影者はハンドルを右に切って、ギリギリで衝突を回避していた。
当時の状況について撮影者は「本当に危ないと思った。ノールックで出てくるところだったので、クラクションを鳴らしていなかったら、ぶつかっていた」と語っている。
(「イット!」 5月12日放送より)