備蓄米の放出にも関わらずコメの高値が続いていることについて、自民党の小野寺政調会長は「制度に基本的な問題がある」として、週明けから見直しの検討に取り組む考えを示しました。
小野寺政調会長は「もともと米が足らなくて国民が困らないようにすぐに出すという制度なのに、動かしてみたら目詰まりして、全然(市場に)出ていない」「やっぱりこの制度、基本的に問題があるところがあるところがある」などと述べました。
小野寺政調会長は、福井市での講演で問題点を指摘し、「しっかり正していくのも政権与党の役割ではないか。週明け、しっかりやっていく」と述べました。
また、物価高について「根本原因は、いき過ぎた円安だ」と指摘し、円の信用を高めるため「財政規律にも配慮が必要だ」との考えを示しました。