石破首相は11日、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、フジテレビが信頼回復に向けて総務省に報告した人権・コンプライアンスに関する8つの具体策について、「私はかなり高く評価をしている。要は、できるか、できないかだ」と述べた。

フジテレビの具体策には、人権への影響評価体制の構築、コンプライアンスの確保・体制の強化、編成・バラエティー部門の解体再編、役員定年制の導入、在任期間の制限などが盛り込まれている。 

石破首相は、「人権最優先企業、女性の管理職や取締役の割合増やす、役員の定年もきちんと作る。さらに、『楽しくなければテレビじゃない』という文化から脱却しなければいけないという部分があった」とした上で、「面白いためなら何やっても許されるというわけではないということを、文章にきちんと書いたというのは、大変な決断だったと思う。やはり人権。何をやっても許されるというものではないのは、フジテレビに限らず、すべてのメディアに共通する」と述べた。

その上で石破首相は、「私はかなり高く評価をしている。要は、できるか、できないかだ」と述べた。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。