戦争により多くの子どもたちが犠牲となった学童疎開船対馬丸の悲劇について学ぶワークショップが、うるま市で開かれ子どもたちが平和への想いを深めました。
学童疎開船「対馬丸」は太平洋戦争のさなかの1944年アメリカ軍の攻撃を受けて沈没し児童780人あまりを含むおよそ1500人が犠牲となりました。
この悲劇を知ってもらおうと、8日うるま市の児童館で地元の小学生を対象にしたワークショップが開かれ、児童たちは紙芝居アニメ「ふたつのランドセル」を観て、同じ年代の子どもたちが犠牲となった悲惨な歴史について学びました。
このあと子どもたちは、船が沈まなければ児童たちが見ることができたかもしれない海や花畑の景色を想像して絵を描きました。
花畑の絵を描いた女の子:
Q対馬丸の話を聞いてどうだった
A怖かった。(船が沈まず)どこかにいったら、花畑があるかもしれない
子どもたちは平和の尊さを感じていました。