5月6日、人気アイドルグループ・嵐が、2026年春ごろのコンサートツアーをもって活動を終了すると発表。北海道内でも、活動終了を惜しむ声やエールを送る声など、様々な思いが広がっている。

2020年・年末から活動を休止していた「嵐」。
6日、ファンクラブ会員向けのサイトで、来年春ごろにコンサートツアーを開催し、直接感謝を伝え、パフォーマンスを見てもらうことをもって、活動を終了する事を発表。

思い出ずっとずっと…
この発表を道民は、どう受け止めているのだろうか?
「寂しいけど今までいっぱい頑張ってきたから、好きなことを楽しんでほしい」(札幌市民 20代)
「私は嵐好きだったので、悲しい」(韓国からの旅行者 30代)
「中高生の時に大人気だった。(Q:歌ってましたか?)歌ってました。残念ですけどみんな活躍してるので、それぞれの道に進むのもいいのかな」(札幌市民 30代)

札幌ドームでの公演数は嵐が最多
「ありました!札幌ドームには嵐のサインがひときわ大きく飾られています」(関根弘貴記者)
札幌ドームでは、2008年から11年間、毎年のように嵐のコンサートが行われていた。
札幌ドームでのライブ回数は、嵐が13回と最多に!ドーム内には、5人のサインが展示されている。
嵐のコンサートの日は、道内外からファンが集結。札幌のホテルや飛行機、バスもパンク状態と嵐旋風を巻き起こした。

嵐ファンの「聖地」
「嵐が行った場所へ行きたいなと思っていて」(ファン)
嵐が札幌で訪れた場所は瞬く間にファンのいわゆる「聖地」に。
2019年、嵐がコンサート前に訪れたさっぽろ羊ヶ丘展望台。嵐5人の当時の様子を知る副支配人に案内してもらったのは…。
「嵐の5人が芝生に腰掛けたり寝そべったりしたのが、この桜の木になります。(嵐の5人は)キラキラしているし、非常に若くてカッコいいなと思った」(さっぽろ羊ヶ丘展望台 齋藤圭介副支配人)
当時、満開だった羊ヶ丘展望台の八重桜。次の年に展望台は「嵐の桜」と名づけ、嵐が訪れた5月17日を「嵐記念日」とし、ファンにも浸透していったそうだ。
「(来春)ツアーというのであれば、札幌ドームは外さずに来てほしい。ぜひ、この桜が満開になる5月中旬ぐらいに札幌ドームが当たればいいなと」(齋藤副支配人)

来年春のツアーに期待
最後になる嵐の来年春のコンサートツアー。北海道でも開かれるのだろうか…?
ドームによると、2026年春の「嵐」のコンサート申し込みはまだ入っていないという。
「ぜひ行きたいです。5人そろって歌うところを生で見たいです」(札幌市民(30代))
1年後、札幌に最後の嵐旋風は巻き起こるのだろうか…。
