春の高校野球、岡山県大会の決勝戦が5月4日に倉敷市で行われ、倉敷商業と創志学園が対戦しました。
倉敷市の倉敷マスカットスタジアムで行われた決勝戦。創志学園の先発ピッチャーは2年生の半田陽海です。1回表、倉敷商業は、ノーアウト1塁の場面で2年生の田中飛羽が送りバント。これが悪送球となり、その間に1塁ランナーが生還して倉敷商業が先制します。
その後、倉敷商業は、打線が爆発。4番・村本泰輝のセンター前へのタイムリーヒットや、5番・妹尾大弥のタイムリーヒットなどで初回に一挙、11得点。試合の主導権を握ります。
倉敷商業の先発は淺野友希。反撃したい創志学園は、3回裏ツーアウト1塁・2塁の場面で、途中出場の4番・明星大翔はセカンドの左を抜ける痛烈なタイムリーヒットで1点を返します。
12対1で迎えた9回表に5点を追加した倉敷商業が17対1で創志学園を下し、2年連続10回目の優勝を果たしました。
(倉敷商業 佐藤拳吾主将)
「この大会で優勝できて、それを自信に変えて、夏の初戦に向けて、やっていきたいと思います」
(倉敷商業 梶山和洋監督)
「粘り強く耐えて勝ってくれたと思いますけど、この後の彼らの変化、また進化、そういったものが大事になってくるかなと思います」
今大会ベスト4の4校は、5月31日から倉敷マスカットスタジアムで行われる中国大会に出場します。