美作市の萩原誠司市長(69)がまた交通違反です。7月24日、美作市内で自家用車を運転中、一時停止の違反をして摘発されていたことが分かりました。萩原市長が25日朝、OHKの取材に応じました。
(美作市 萩原誠司市長)
「大変申し訳ないと思っている。減速して停まった気になっていた。それが良くなかった」
24日朝、取材に応じた萩原市長。市などによりますと、萩原市長は24日午前11時45分ごろ、美作市豊国原の市道で軽トラックを運転中、一時停止の標識がある交差点で停止せず、警察官から交通違反の「青切符」を交付されたということです。萩原市長は「標識があることは認識していたが、確実に止まっていなかった」と交通違反を認めています。
現場は美作市役所から約400メートル南の市道で、昼休みを利用して介護中の母親の様子を見るために帰宅する途中だったということです。
萩原市長を巡っては、2024年9月、兵庫県の中国自動車道で自家用車を運転中、制限速度を43キロ上回るスピード違反をしたとして摘発されていました。これを受け、2025年3月から2ヵ月間、給料を6割、減額する条例案を市議会に提出し可決されていました。
再びの交通違反に対し、自身の出処進退についても言及しました。
(美作市 萩原誠司市長)
「公人としての適性に問題があるのかないのか、そういったことを含めて後援会にも相談しなければならないと思うが今後の身の振り方について考えなければならないと思っている」