自転車の交通ルールの順守を呼び掛けようと、高松北警察署が4月23日、香川県内では初めて「自転車特別取締隊」を発足させました。
高松北警察署の旭国雄署長が自転車特別取締隊に指定された警察官に指定書を手渡し、「事故のない道路環境を作ってほしい」と訓示しました。
取締隊は、自転車の交通ルールの順守を呼び掛け、事故を減らそうと発足されたもので、警察官30人が所属し、取り締まりを強化します。初日の23日は早速、近くの道路で一時不停止やながら運転などの違反がないか、目を光らせました。
県警によりますと、2024年に発生した交通事故のうち、自転車が絡む事故は、県内全域で14.3%だったのに対し、高松北警察署の管内では、25.9%だったということです。
(高松北警察署交通課 矢嶋浩司課長)
「自転車に厳格なルールがあるというのがまだ周知できていない。あらゆる機会で広報啓発活動をしたい」
このような取締隊が発足するのは、香川県内で初めてです。