万博“発起人”の元大阪市長の橋下徹氏が、22日に大阪・関西万博に訪れたことを23日の関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」の番組内で報告した。

橋下氏は「この地で万博をやろうと言い出した人天才!」と自画自賛する一方、来場者数が見込み数の「1日当たり15万人」を下回っていることについて、「10万人が適度」と持論を展開した。

(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)
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■「『万博をやる』って言い出した人、天才」

橋下氏は大阪市長などとして、万博誘致に関わった1人で、22日に初めて会場を訪れたと明かしていました。

橋下徹氏:きのう人間ドックのあとに行ってきました。本当にこの地で『万博をやる』って言い出した人、天才だなと思いました。埋め立て地で誰もいなかったところに、ものすごい人で。きのうは10万人来たらしいんです。

こう”自画自賛”した橋下氏は、さらに万博の来場者数の目標人数が「1日当たり15万人」とされていることについて、次のように指摘した。

万博を楽しむ橋下徹氏(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)
万博を楽しむ橋下徹氏(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)

■万博の来場者数は「10万人が適度」

橋下徹氏:15万人ぐらいを予定しているところ、10万人だと『足りない、足りない』って言う人いるんですけど。目標人数が間違っている。10万人が適度。

大阪・関西万博を運営する博覧会協会は、会期中の半年間でおよそ2820万人の来場を見込んでいて、これを達成するには、1週間平均でおよそ105万人、1日当たり15万人の来場が必要だ。

万博を楽しむ橋下徹氏(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)
万博を楽しむ橋下徹氏(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」より)

大阪・関西万博のこれまでの入場者は、以下のように推移している。

13日(日)14万6426人(一般:12万4159人 関係者:2万2087人)
14日(月)7万0488人(一般:5万3660人 関係者:1万6828人)
15日(火)6万3719人(一般:4万7781人 関係者:1万5938人)
16日(水)7万3869人(一般:5万8703人 関係者:1万5166人)
17日(木)8万2692人(一般:6万7652人 関係者:1万5040人)
18日(金)9万3908人(一般:7万8721人 関係者:1万5187人)
19日(土)10万8773人(一般:9万4081人 関係者:1万4692人)
20日(日)9万2000人(一般:7万6000人 関係者:1万6000人)
21日(月)9万6000人(一般:7万9000人 関係者:1万7000人)
22日(火)10万人(一般:8万3000人 関係者:1万7000人)

(関西テレビ「情報LIVEとれたてっ!」2025年4月23日放送)

関西テレビ
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