ベルギーで行われたイースターの催しで、大人たちが草原を全力で走り回る異様な光景がカメラに捉えられた。彼らの目的は“ビール”。修道院の庭に隠された1万本以上のビールを探し出す「ビールハント」が行われ、約1000人が参加していた。「これが戦か…」と語る参加者もいるほど、熱気に包まれたイベントだった。
イースター?ビール目当てに大人が全力疾走!
ベルギーで20日、キリスト教の復活祭=イースターの催しで撮影されたのは、開始の合図と同時に一斉に草原を走り出す大人たち。
参加者は皆、必死になって“何か”を探し回っている。

砂を掘り起こしたり、木の板の隙間をのぞく人。さらには四つん這いになって、横穴をのぞく人の姿もみられた。
イースターと言えば、子どもたちが卵を探す “エッグハント”が定番だが、この日、大人たちが必死に探していたモノは少し異なる。

なんとそれは、卵ではなく“ビール”だ。
芝生に置かれていたビールを見つけた大人たちは、「オレに載せろ!載せるんだ!もっと!もっと!」と、より多くのビールを運び出そうとしていた。
“ビールハント”に大人1000人が本気モード
ベルギーの修道院の庭で行われたのは、隠された10000本以上のビールを探し出す、「エッグハント」ならぬ「ビールハント」だ。

約1000人が参加し、服がパンパンになるほどビールを詰め込んだ男性も満足気な表情だ。
参加していた女性は、「人生であんなに全力で走ったのは初めてよ。『これが戦か…』って本気で思ったわ」と語っている。
(「イット!」 4月21日放送より)
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