瀬戸内の春の味覚、サワラの初競りが4月21日の早く、高松市で行われました。
午前5時半、高松市の中央卸売市場に競り人の威勢の良い声が響きます。瀬戸内の春の味覚、サワラの初競りです。香川県内では20日にサワラの流し刺し網漁が解禁され、夜、水揚げされた約1000匹が持ち込まれ、競りにかけられました。
最高値は、1キロ2万円で高松市のスーパー「きむら」が競り落としました。
(きむら 木村宏雄社長)
「最近特に水産業が厳しいので漁師さんに元気に漁に行ってねという意味で最高値をつけた」
2025年のサワラは、5キロ前後と大きいものが多く、身がしっかりしていて味も期待できるということです。
(香川県魚市場 鮮魚部 柴野将海部長)
「刺身やタタキにしてもらったり味噌漬けなどいろいろな食べ方をしてもらいたい」
サワラの流し刺し網漁は、5月上旬にかけてピークを迎えるということです。