岡山の地魚、クロダイの消費拡大に向けた話題です。高校生が考えたクロダイのメニューが4月14日から岡山県庁の食堂で提供されています。どんなメニューなのかを森下花音アナウンサーが取材しました。
提供が始まったのは、倉敷市の玉島商業高校の生徒が考えた「クロダイ」を使ったメニューです。「クロダイ」は岡山県の地魚で、「チヌ」と呼ばれ親しまれてきました。生徒たちは、県の水産課の職員からクロダイの消費が減少していることなどを学んだ上で、消費拡大に繋がる魅力的なメニューを生み出そうと試行錯誤を重ねてきました。
そして生まれたのが…
(生徒)
「“クロダイのオーロラソース和え”です。一口サイズがポイントです」
この料理は定食タイプで提供されます。
(森下花音アナウンサー)
「いただきます。クロダイの身がすごく柔らかくてフワフワしている。さっぱりでたんぱくだが噛むと甘みやうまみが出てくる。オーロラソースがマイルドで合っている。クロダイの臭みなどは全く感じない」
さらに、弁当タイプで提供される炊き込みご飯や海鮮丼バイキング一つとして提供される甘酢あんかけがあります。
(生徒は…)
「一人じゃなくみんなとグループで一緒に活動できたことが楽しかった」
「自分たちの考えたメニューが実際にみんなの口に運ばれることはすごく貴重な体験だと思うのでうれしい」
(おかやま晴れの国食堂 草野智洋さん)
「(高校生とのコラボは)新鮮で、元気の良さ、フレッシュさが伝わるので、私たちも元気をもらっているし楽しい。もう今完売した。とてもうれしい」
高校生が考えたクロダイのメニューは、岡山県庁の食堂で4月18日まで提供されます。