岡山県内に本社がある企業の社長の平均年齢が2024年12月時点で60.2歳と、これまでで最も高かったことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

民間の信用調査会社、帝国データバンク岡山支店が発表したものです。この調査は岡山県内に本社を置く1万4954社を対象に、2024年12月時点の社長の年齢を集計したものです。

それによりますと、全体の平均年齢は60.2歳と前の年よりも0.2歳上昇し、調査が始まった1990年以降で最も高くなりました。全国では36番目に高いということです。

年代別では50代が29.5%と最も高く、次いで60代が25.7%、70代が19.7%などとなっています。

また、業種別では「不動産業」が63.2歳で最も高く、次いで「卸売業」の61歳、「小売業」の60.8歳となっています。

2024年中に社長が交代した企業の社長の平均年齢は51.2歳で、17.5歳若返っています。

同社の記録によりますと、県内最年長の社長は倉敷市にある会社の1926年生まれの社長、県内最年少は岡山県早島町にある会社の2000年生まれの社長ということです。

岡山放送
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