アメリカの関税措置により世界同時株安が深刻化する中、石破首相は7日夜にもトランプ大統領と電話会談する方向で調整しています。
今後の協議の進め方を確認するとみられます。
アメリカによる相互関税は日本の場合、9日午後、24%への引き上げが発動される予定です。
政府は発動を前に、石破首相とトランプ大統領の電話会談を行いたい考えで、政府関係者によりますと、7日夜にも実施する方向で調整を進めています。
石破首相は7日の政府与党連絡会議で、日本の立場を説明する考えを強調しました。
石破首相:
なにも正面からけんかをするつもりはございませんが、誠意を尽くして説明をするということ。
ただ、政府関係者は「こちらから新たな提案することはありえない」と述べていて、日米での今後の協議の進め方を確認することになるとみられます。