今野真帆アナウンサー:
「きょうの一粒万倍日のような縁起の良い日は、行政の仕事にも影響を与えています」
福井市役所1階にある市民課は、戸籍や住民票の写しなど各種証明書の発行、転入や転出など住民の異動に関する手続きを受け付けています。
市民課の辻端課長補佐は「六曜でいう大安、天赦日、一粒万倍日など特別な日が重なる日は、婚姻届けが平日の10倍程度に増えることがある。今年の3月10日は1日で44件の婚姻届けがあった」と話します。
2025年の3月10日は、一粒万倍日と寅の日に加えて暦の上で最上とされる天赦日も重なった「最強の開運日」で、1日で44件もの届け出があったといいます。こういう日は役所側も万全の準備で窓口業務にあたっているそうです。
辻端課長補佐によると、特に混む日は予測がつくため会議を入れない、などの準備を整えて受け付けをしているということです。
4月3日は一粒万倍日に寅の日が重なる「ダブル開運日」。市役所の予想はずばり「混雑」で、婚姻届けを担当する戸籍係の職員7人は会議の予定を入れず、なるべく席を離れないよう万全の状態で窓口業務にあたりましたが…
取材した時間での届け出はありませんでした。3月10日の最強開運日から日が浅い影響か「混雑予想」は外れたようです。
3日は一粒万倍日に寅の日、さらに加えて大明日も重なり、実は“トリプル開運日”でした。4月は、この“トリプル開運日”があと2日あります。4月25日と30日です。
さらに、7月24日は天祓日、一粒万倍日、大安が重なる“最強の開運日”といわれています。新年度がスタートしましたが、素晴らしい門出となるよう、参考にしてみるのも良いかもしれません。