ロシアによるウクライナ侵攻から丸3年。日本で避難しているウクライナ人を助けたいと、ウクライナの伝統楽器・バンドゥーラ奏者のウクライナ人女性がチャリティコンサートを開きました。

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鮮やかな青と黄色の衣装でステージに立つのは、ウクライナの伝統楽器・バンドゥーラ奏者のカテリーナさん(38)です。

ロシアによるウクライナ侵攻から丸3年となり、日本で避難しているウクライナ人を助けたいとチャリティコンサートを開きました。

カテリーナさん:
やっぱり私にできるのは音楽。今のウクライナの皆さんの叫びを、音楽を通してできるだけ多くの皆さんに伝えていきたい。

ウクライナ出身のカテリーナさんは、幼い頃から音楽を学び、19歳の時にバンドゥーラ奏者として日本に移住。ウクライナへの侵攻が始まってからは、年間300回ほど全国各地でコンサートを開き、ウクライナの平和を願ってきました。

カテリーナさん:
ウクライナはかわいそうな国、戦争が起きている国っていう意味で、ウクライナを知ってもらうだけではなく、ウクライナがどれだけ美しい、深い歴史を持っている国ということを伝えたい。

伝統楽器・バンドゥーラの音色を通して、ウクライナの平和を願い、歌い続けるカテリーナさん。コンサートの最後にはこんな夢を語りました。

カテリーナさん:
早く戦争が終わってずっと自由でずっと安全で。ずっと平和で、ずっと。青い空でありますように。

ウクライナの平和と安全を願い、カテリーナさんの活動はあすも続きます。
(「イット!」2月25日放送より)

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