オウム真理教による地下鉄サリン事件から30年が経ち、無差別化学テロの現場となった霞ケ関駅では慰霊式が行われました。

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30年前の3月20日、オウム真理教の幹部らがラッシュアワーを狙い、東京の霞ケ関駅を通る3つの路線で猛毒のサリンをまき、14人が死亡、6300人以上が負傷しました。

霞ケ関駅では、発生時刻の午前8時ころ駅員らが黙とうを捧げました。

そして、事件で駅員だった夫を亡くした高橋シズヱさんが花を供えました。

事件で駅員の夫を亡くした 高橋シズヱさん:
ここに来ると、その当日のことを鮮明に思い出して、悲しみがこみ上げてくるんですけれども。長い30年だったなというふうに思っています。

一方、公安調査庁は2月、オウム真理教の後継団体「Aleph」の施設に立ち入り検査を行いました。

道場では、麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の写真が掲げられた祭壇が確認され、公安調査庁は今も信者らが帰依を深めているとみて目を光らせています。

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