長崎県警は全国8県で空き巣を繰り返していたとして、男2人を窃盗などの容疑で送検した。職務質問をきっかけに他県での犯行が次々と発覚。長崎を中心に全国8県で24件、被害総額は4500万円相当にのぼる。
金庫をこじ開け…
こじ開けられた3つの金庫。

2人の男が空き巣で盗んだものだという。
愛知県の電気通信業 吉口文崇容疑者(31)と、親戚にあたる吉口大輝容疑者(25)は、2024年10月に雲仙市瑞穂町の住宅で空き巣をした容疑で緊急逮捕されていた。
長崎では諫早と雲仙で5件の犯行を行い、被害額は約3800万円だ。
逮捕のきっかけは、2人が乗った車を不審に思った警察官が職務質問をしたことだった。
職務質問をきっかけに余罪が次々と発覚
警察が余罪を調べたところ2人は自供し、全国8県で犯行を繰り返していたことが判明。あわせて24件の空き巣を行っていたという。

長崎以外に、愛知、岐阜、山口、福岡(5件)、佐賀(6件)、宮崎、鹿児島での犯行だった。あわせて現金約4400万円を含む約4500万円相当の金品を盗んでいたということだ。
2人は容疑を認めていて、長崎県警は17日までに追送検している。
(テレビ長崎)