女子サッカーの岡山湯郷ベルが、2016年以来となるなでしこリーグ1部に昇格を果たし、3月15日、開幕戦に臨みます。チームのメンバーを半数以上入れ替え、大幅な強化を図りました。
13日、美作市で練習を公開したベル。シュートや試合形式の練習などで開幕戦に向けた調整を行いました。2025シーズンのスローガンは「進化」です。
(岡山湯郷ベル 谷口博志 監督)
「(攻守の)切り替えや攻撃・守備含めてピッチを走り回れるフィジカル(身体)に強さを持つアグレッシブなサッカーをしたい」
(岡山湯郷ベル 内田好美 主将)
「一つ一つ、目の前の試合に勝つことを目標にして、1つでも上の順位に上がれるよう頑張りたい」
2024シーズン、なでしこリーグ2部で22戦無敗と圧倒的強さを見せ2016年以来の1部昇格を決めたベル。谷口監督と内田キャプテンは、引き続きチームを引っ張りますが、全体では30人中、18人の選手を入れ替え強化を図りました。
注目は、両足から繰り出される精度の高いキックが武器のミッドフィルダー・中野琴音選手。1部リーグの上にあるWEリーグの強豪・AC長野パルセイロから加入し、エースナンバーの10番を背負います。
(岡山湯郷ベル 中野琴音 選手)
「得点を取っていきたい。自分の得点でチームを勝たせられるように頑張りたい」
ベルは15日、津山市の岡山県津山陸上競技場で、スフィーダ世田谷FCと開幕戦に臨みます。