週末は気温がジェットコースターのように下降する。体調の管理に注意してほしい。
この寒さ次第だが、来週からは桜の開花が注目されるようになるだろう。
きょうポカポカも週末気温急降下
今日13日は関東地方を中心に20℃を超えて汗ばむ陽気となり、最高気温は水戸で5月上旬並みの20.5℃を観測、桜の時期を通り越えて、初夏の陽気となった。
また、熊谷では22.2℃、東京では20.3℃と4月下旬並みになり、半袖Tシャツで外を歩く人も見かけた。
4月並みの暖かさは四国から北海道にかけてとなり、列島は春の空気に包まれた。この暖かさは、東日本や西日本であす金曜日も続く。

しかし、週末は気温が一変し、北日本は明日にも冬に逆戻り。タイミングが遅い関東以西の太平洋側でも日曜日には気温が急降下する。
特に関東地方では初夏の陽気から春を飛び越えて冬に逆戻りとなる。今回は、暖かさが数日続いて、身体がその暖かさに慣れてから一気に来る寒さのため、体調を崩しやすくなる。
風邪などをひかないように注意してほしい。

冬に逆戻りする中、日本気象協会の予想では来週早々にも桜が咲き出す所がある予想だ。
東京の桜開花は21日~24日か
愛媛県宇和島市で全国のトップをきって3月16日に開花するとのこと。
桜の開花予想は2009年まで気象庁が行っていたが、現在は複数の気象予報会社が競うように桜の開花予想を発表している。
3月13日現在、各社の東京の最新開花予想を比べてみると、ライフビジネスウェザーが最も早く3月21日予想、日本気象協会とウェザーマップが3月22日予想、日本気象株式会社が3月23日予想、ウェザーニューズが3月24日予想だ。
各社のホームページには全国各地の桜開花予想や満開予想が掲載されているので、花見を予定されている方は各社の予想を閲覧してみてはどうだろうか。
桜開花のトップはどこなのか?という視点で見比べる人もいるだろう。

来週の寒さによって、桜の開花も前後する可能性があるが、来週の中頃になると、東京はいつ開花するのか注目されるようになりそうだ。
執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)