2024年、岡山県北を舞台に初めて開催された「森の芸術祭 晴れの国・岡山」について、開催地となった12の市町村長が3月7日、岡山県の伊原木知事に継続開催を要望しました。

津山市や新見市など5つの市と町のトップらが岡山県庁を訪れ、伊原木知事に要望書を手渡しました。

2024年9月28日から11月24日まで、岡山県北を舞台に初めて開催された「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。12の国や地域から42組のアーティストの自然や歴史などに光を当てた作品が展開され、県の内外から延べ約52万人が訪れました。

要望では、森の芸術祭が地域経済の活性化に大きく貢献したなどとして、開催地となった12の市町村長が今後の定期的な開催を求めています。

(津山市 谷口圭三市長)
「県北をアートでアピールすることに自身が持てた。まだまだ可能性があると感じたと思う。もう一つ高みを目指して、気持ち一つに取り組んでいきたいという思いを持って継続開催の要望書を提出した」

(岡山県 伊原木隆太知事)
「あれだけたくさんの人に訪れてもらって、地元の人にも(外から)来た人にも好評をもらった。今はいろいろな困難があるかもしれないが、2回目の開催を目指していきたい」

次回の森の芸術祭を開催するかどうかについては、3月下旬に開かれる実行委員会の総会で決められるということです。

岡山放送
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