不適切な選挙ポスターや“2馬力”選挙を規制する公職選挙法改正案が、衆議院本会議で可決された。改正案では、特定の人物の中傷や営利目的のポスターを禁止し、SNSを利用した収益目的の選挙活動も規制対象とする。また、当選を狙わずに他候補を支援する“2馬力”選挙の禁止も盛り込まれた。与野党は夏の東京都議選と参院選に向け、参議院での審議を経て可決・成立を目指している。
不適切な選挙ポスターを規制…改正案が可決
不適切な選挙ポスターやいわゆる“2馬力”選挙を規制するための公職選挙法改正案が、衆議院の本会議で4日午後4時過ぎに可決された。

与野党の賛成多数で可決した改正案では、選挙ポスターの品位保持を定め、特定の人物を中傷したり、営利目的で利用したりすることが新たに規制される。
“2馬力”選挙やSNSでの収益目的活動も規制へ
また、SNSを利用した収益目的の選挙活動や、他の候補の当選を目的とした立候補を規制する、いわゆる“2馬力”選挙への対策が付則に盛り込まれた。

与野党は、夏に予定される東京都議選と参院選までに規制を間に合わせる方針で、参議院での審議を経て近く可決・成立する見通しだ。
(「イット!」 3月4日放送より)
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