山梨県議会は4日、富士山の山梨県側登山道の通行料について、2000円から4000円に上げる条例改正が決定した。過度な混雑や徹夜登山を防ぐ狙いで、2025年の登山シーズンから徴収が始まる。また、5合目のゲートは夜間登頂を抑制するため、閉鎖開始を2時間早める。
混雑対策のため通行料引き上げ可決
富士山・山梨県側の登山道「吉田ルート」の通行料が2000円から4000円に引き上げられることが正式に決まった。

「吉田ルート」では登山者に対し、2024年の夏から混雑や弾丸登山対策として、通行料2000円を徴収している。
山梨県議会は4日、通行料を4000円に引き上げる条例の改正案を可決した。

また5合目ゲートの閉鎖時間について、駆け込みでゲートを通過して夜間に山頂を目指す登山者への対策として、午後4時から午後2時に2時間前倒しする。
改正条例は来週施行され、2025年の登山シーズンから4000円の徴収が始まる。
(「イット!」3月4日放送より)
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