2月にオープンした高松市のあなぶきアリーナ香川で3月1日、2日と国民的人気ロックバンド、サザンオールスターズのライブが行われました。アリーナのこけら落とし公演にまち全体がにぎわいました。

(報告 早川祐貴記者)
「公演開始3時間前のアリーナです。グッズを買い求める人で長い列ができています」

(東京からのファン)
「まもなくです。楽しみにしています。なかなかチケット取れなかったのでこれが初めて」

サザンオールスターズのライブはあなぶきアリーナ香川のこけら落とし公演として行われ、チケットは完売。心配された駐車場の混雑は一部で満車の場所がありましたが、空車の駐車場もあり目立った混雑はありませんでした。宿泊面ではほぼ満室のホテルが相次ぐなど、サザン効果が現れました。そして…。

(報告 早川祐貴記者)
「午後4時前です。予定より10分早く開場しました。アリーナにどんどん人が入っていきます」

いよいよ始まったライブ。アリーナの外には少しでもライブの音を聞きたいという人たちでにぎわいました。しかし…。

(音漏れに期待する人)
「雰囲気だけでも味わいたくて来た。聞こえない…。聞こえると信じて来た」

そしてライブが終了、最大1万人を収容できるメインアリーナは熱狂の渦に包まれました。

(ライブを見た人)
「すごく良いライブだった。盛り上がった。短かったが、あっという間だった」
「楽しかった。アリーナもきれいだった。すごく良かった。また来たい」
「もう今感動で泣いている。最高だった。思い出のあなぶき」

(報告 早川祐貴記者)
「午後8時過ぎ、ライブが終わった後のJR高松駅です。普段より利用客の姿は多いものの目立った混雑には至っていません」

JRやことでんではサザンのライブに合わせて臨時列車を走らせるなど対応を強化、駅ビルの高松オルネは営業時間を延ばして対応しました。夜のまちでも普段の週末より人通りが多いものの大きな混雑やトラブルは発生しませんでした。まずは順調な滑り出しを見せたあなぶきアリーナ香川。心配された混雑やトラブルもほとんど無く、まち全体がサザンに沸いた週末となりました。

今回のコンサートを手がけた会社「デューク」によりますと、サザンオールスターズのコンサートが高松市で行われるのは、1984年(旧高松市民会館で開催)以来、41年ぶり。今回は2日間で県の内外から約1万4000人が訪れたということです。

岡山放送
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