石川県の全日制公立高校の願書が2月25日午後3時に締め切られた。石川県内40校65学科9コースの出願者数は6409人で、平均倍率は0.96倍となっている。全体で定員割れは2年連続。志願変更の受け付けは2月28日から3月4日午後3時までとなっている。
各公立高校の志願状況を全て掲載

石川県の全日制公立高校の倍率。最も高かったのは金沢錦丘と金沢桜丘の1.49倍。次いで金沢西が1.34倍となっている。学科・コース別では、これまた金沢錦丘と金沢桜丘の普通科で1.49倍。次いで、金沢市立工業の土木科で1.42倍となった。

小松は南加賀地区で最も高い倍率
南加賀地区では最も倍率が高かったのは小松の1.13倍。ただ前年度の確定倍率からは0.06ポイント減少した。大聖寺実業はいずれの学科も定員割れ。加賀、小松商業も定員割れとなっている。

小松工業は電気・建設・材料化学で定員割れとなった。

小松明峰は定員割れ。寺井、鶴来、小松市立の芸術コースも定員割れとなった。

金沢周辺でも一部で定員割れの学校も
金沢地区は冒頭でも伝えたとおり、金沢錦丘と金沢桜丘がトップ。金沢向陽が0.3倍と前年よろ0.13ポイントも減少している。

金沢辰巳丘は普通・芸術共に定員割れとなっている。

県立工業は、電気の倍率が最も高いが、工芸やテキスタイル工学、デザインで定員割れ。

金沢市立工業は電気と電子情報で定員割れ。一方で、土木は高い倍率となっている。

震災で校舎が使えない門前は0.25倍に…
金沢向陽は0.3倍と厳しい状況。羽咋工業の電気は1.36倍と人気だ。

七尾東雲の演劇科は16人の募集に対し出願者は2人となった。

七尾はかろうじて1.01倍と定員割れを免れた。

奥能登はいずれも厳しく、門前は普通とキャリアを合わせた倍率は0.25倍となっている。

志願変更は28日から3月4日まで

(石川テレビ)