アメリカ・ユタ州の踏切で、列車が車と衝突する瞬間がカメラに捉えられた。車は事故直前、後方のトラックから追突された弾みで踏切内に進入。バックするも遮断機に阻まれて身動きが取れなくなっていた。運転手は車から脱出してけがはなかったという。地元メディアは、列車にはこの事故で約1500万円以上の損害が生じた報じている。
遮断機に阻まれ戻れず…車と列車が“衝突”
アメリカ・ユタ州で4日に撮影されたのは、警笛を鳴らし続けながら走る列車だ。「おいおいおい」という、運転士の諦めるような嘆きの直後、立ち往生する車と列車が衝突した。
事故直前、遮断機が閉まり始めると同時に踏切内に進入する白い車がいた。

白い車は慌てて車をバックさせ戻ろうとしたが、下りた遮断機に阻まれて身動きが取れなくなってしまった。
線路を走る列車は白い車に気づき、警笛を鳴らし続けたが、止まりきれずにそのまま激突。

白い車ははじき飛ばされ、フロント部分が大破。破片は周辺に飛び散り、警報器も倒壊するほどの衝撃だ。果たして白い車の運転手は無事だったのか。
運転手脱出し無事…進入原因は後続トラックの追突
列車が衝突する直前、車を動かせなくなった運転手はすぐに脱出していた。危機一髪のところで逃げ出し、けがはなかったという。

しかし、なぜ白い車は踏切内に進入してしまったのか。直前の映像をよく見ると、白い車は後ろのトラックに追突され、その弾みで線路内に押し出されてしまっていた。
地元メディアによると、列車はこの事故で約1500万円以上の損害が生じたという。
(「イット!」 2月14日放送より)
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