オーストラリアの住宅街で、2人組の放火犯が自らつけた炎が体に引火し、苦しむ様子が防犯カメラに記録されていた。
当初、犯人らは車に放火したものの、炎が想定より大きかったのか、自らに引火し、燃え移った炎を消そうと必死にもがいていた。
犯人の1人は、燃え続けている相棒を置き去りにしたまま逃げていった。
2人組が住宅街で放火も自らも“炎上”
オーストラリアで1月11日午後9時過ぎに撮影されたのは、住宅街に忍び込んだ“自業自得”な2人組だ。

この日、車の近くで1人が身をかがめ、ゴソゴソと何やら怪しい動きをしていた。
そこへもう1人が近づくと、一瞬、画面が真っ白になるほどのまばゆい光を放ったあと、大炎上が起こった。
2人組による放火の瞬間だったが、「アチ、アチチチ!」と逃げていく犯人の1人。
炎が大きくなるとは思っていなかったのか、足に引火してしまったのだ。

1人は火を消そうと、ダンスをするかのようにステップを刻みながら逃げ出す。
もう1人は、足元や腕にまで炎をまとっていた。
炎上する犯人…置き去りで逃走する相棒
同じ時間帯に撮影された別の防犯カメラ映像では、みるみるうちに全身が炎に包まれ、火だるまになってしまう犯人の姿がとらえられていた。

一方、“相棒”は寝転がり、足についた火をバタバタさせて消火。
すぐにもう1人を助けに行くのかと思いきや、なんと、まだ火がついた“相棒”を置き去りにしたまま逃げていった。
地元の警察は動画を公開し、放火した2人組の行方を追っている。
(「イット!」 2月4日放送より)
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