2026年から始まる、日本バスケ最高峰のリーグ「B.PREMIER」。1月31日に行われた記者会見で、福島ファイヤーボンズは2029年のシーズンから参入を目指すと発表した。
バスケで地域を盛り上げる
2026-27シーズンから始まる、バスケットボールの新たな国内トップリーグ「Bプレミア」。これまでのB1、B2、B3を大きく刷新させる。

福島スポーツエンタテインメントの西田創社長は1月31日の記者会見で「ファイヤーボンズが、この地域をバスケットでもっと盛り上げていく、お客さんにもたくさん入っていただくというところを志していく。福島ファイヤーボンズも、このプレミアに参入するということを、明確に打ち出してまいりたい」と語った。
参入のための厳しい基準
福島ファイヤーボンズは、2部相当の「Bリーグワン」に所属することになる。新たに始まる「Bプレミア」は、これまであった昇格・降格がなくなり、選手のドラフトも始まる。26チームの参入が決まっていて、中には、ボンズと同じ現在のB2に所属しながら、参入が決まっているチームもある。

参入のハードルとなるのが、厳しい審査基準だ。福島ファイヤーボンズの林翔太郎キャプテンは「平均4000人というのも、決して簡単なことではない。今いるメンバーで、しっかり成績を残していかないといけないのが、第一条件だと思う」と語る。

クリアすべき3つの条件
Bプレミア参入には「入場者数平均4000人」「売上12億円」「アリーナ基準」と、来シーズンは3つの基準をクリアしなくてはならない。
アリーナ基準は、福島県郡山市で改修が進む「宝来屋ボンズアリーナ」の完成でクリアとなるが、平均入場者数は2140人(2024年)だった。高いハードルではあるが、期待したいところだ。

そのボンズは、2025年2月2日にBプレミア参入を決めている富山グラウジーズと対戦。
前半終了時点で24点差と大きなビハインドを背負ったが、後半、ボンズはスリーポイントを量産して大逆転。2点差で勝利し、最下位脱出へ貴重な白星を手にしている。
(福島テレビ)