埼玉・八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故で、県は現場周辺の地中を調査し、「危険が生じる空洞は認められなかった」と発表しました。

この事故は28日午前、八潮市の道路が陥没してトラックが転落し、74歳の男性運転手が行方不明になっているものです。

30日未明には、これまでの陥没でできた2つの穴の間が崩落し、今では直径40メートルほどの1つの穴になっています。

穴の中には大量のがれきなどがあり、消防などは重機を入れるためのスロープの整備を始めました。
スロープは幅約4メートル、長さ30メートルほどで、31日中の完成を目指しています。

また、埼玉県は29日、避難が呼びかけられている区域を除いた現場周辺の地中についてレーダーによる調査を行いました。
その結果、陥没につながるような危険な空洞は確認されなかったということです。
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