熊本・八代駅と鹿児島・川内駅を結ぶ肥薩おれんじ鉄道は、2月1日から計上下線5本を減便すると発表した。運転士が減少し、現状のダイヤの維持が難しくなったことが原因だ。
運転士不足の中、今後も退職見込まれ
減便が発表されたのは、肥薩おれんじ鉄道の熊本・八代駅に午前6時32分到着の便と、午前6時42分に出発する便の2本を含む、計上下線5本。

肥薩おれんじ鉄道によると、運転士不足が続いていて、本来必要な定員35人に対し、現在は31人の運転士で運行。これまでは運転士の休日出勤などで対応してきたが、今後、運転士の退職が見込まれるため、現状ダイヤでの運行が困難になると判断たという。

肥薩おれんじ鉄道は、「運転士の人数が確保できれば通常ダイヤに戻したい」としていて、「利用者にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力いただきたい」とコメントしている。
(テレビ熊本)