第101回箱根駅伝は総合連覇を目指す青山学院大学が逆転で往路優勝を果たしました。
往路は東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロで争われます。
序盤からレースを引っ張ったのは最多優勝を誇る名門、中央大学でした。
3年生の吉居駿恭選手が大逃げを見せ2位集団を大きく引き離しトップでたすきをつなぎます。
そんな中央大学を逃がすまいと花の二区は区間新記録ラッシュとなる大激戦に。
最強留学生、東京国際大学のエティーリ選手が12人抜きの激走を見せた他、創価大学の吉田響選手は驚異の13人抜きを披露。
さらに連覇を狙う青山学院大学の黒田朝日選手も含め、3人が区間記録を上回る走りをみせ、中央大学を追いかけます。
さらに青山学院は4区でエースの太田蒼生選手が区間賞の力走で2位に浮上。トップと2分以上あった差を45秒にまで縮めます。
そして山登りの5区、青山学院は若林宏樹選手がついに中央大学を抜きトップに立ちます。
大学卒業を区切りに陸上を引退する若林選手が“最後の箱根”で区間新記録をマーク。
青山学院が大逆転で2年連続7度目の往路優勝を果たしました。
第101回箱根駅伝 往路記録(速報値)
① 青学大 5時間20分01秒
② 中大 5時間21分48秒
③ 早大 5時間22分30秒
④ 駒大 5時間23分17秒
⑤ 創価大 5時間23分38秒
⑥ 國學院大 5時間25分26秒
⑦ 城西大 5時間25分58秒
⑧ 立大 5時間27分27秒
⑨ 東洋大 5時間27分53秒
⑩ 日体大 5時間28分03秒
⑪ 東国大 5時間28分34秒
⑫ 中央学大 5時間28分37秒
⑬ 順大 5時間28分40秒
⑭ 帝京大 5時間29分28秒
⑮ 山梨学大 5時間31分03秒
⑯ 法大 5時間31分25秒
⑰ 日大 5時間33分04秒
⑱ 神奈川大 5時間33分39秒
⑲ 大東大 5時間33分44秒
⑳ 専大 5時間36分50秒
(参考)関東学生連合 5時間33分05秒