北海道の夜空に、きらりと光り流れていく“火球”がカメラに捉えられた。火球は瞬間的に爆発するような光を何度も放ち、時には昼間のような明るさに匹敵する瞬きもみせていた。専門家によれば、冬は特に火球や流れ星が発現することが多く、これからの時期はさらに増えるという。
夜空を照らす光…北海道各地で観測
北海道・士幌町で5日午前1時過ぎに撮影されたのは、冬の夜空を流れる一筋の光だ。
この記事の画像(11枚)光の塊はまるで爆発するように輝きを増し、街灯と同じような明るさを放った。
また、函館市で5日午前1時過ぎにも“100万ドルの夜景”とキラキラ輝く“光”が共演している様子が捉えられていた。
さらに根室市の港でも、眩い光で周りが昼間のように明るくなる様子も確認されている。
冬の夜空に増える“火球”
北海道各地で確認されていたのは、“火球”だ。
専門家によると、これから火球や流れ星が増えてくるという。
札幌市青年少年科学館の天文係・大佐賀涼さんは、「今ふたご座流星群というのが12月14日にピークを迎えるが、その活動が5日あたりから始まるだろうと」と解説した。
いま冬の夜空を見上げれば、天体ショーが見られるかもしれない。
(「イット!」 12月5日放送より)
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