クルクル回るエサをパクッ!

生き物を飼うと、当然エサを与える必要があるが、面白い方法でカエルにエサを与えている投稿が話題になっている。
 

楽しくカエル達に人工餌を食べてもらいました ただ親方食べ過ぎ

このコメントとともに動画を投稿したのは、ニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエル、ニホンヒキガエルなど、カエル32匹を飼っているケロンパス(@KERONPAS_)さん。

動画を見てみると、回転寿司のおもちゃが置かれていて、クルクルと回るレーンの上には、寿司ではなくカエルの人工餌が並んでいる。

そして、回転しているエサを3匹のニホンヒキガエルで囲み、エサが回ってくると1つずつ物凄い速さで食べていく様子がとらえられている。

特に左にいる「親方」は食欲旺盛で、通り過ぎたエサを身を乗り出して食べるほどだ。そして、どんどん食べていく。

投稿は話題となり、「すごいアイディアですね。こういう給餌方法が確立されたら飼えるようにならないかとワクワクしました」や「めちゃ食べる。お会計怖いよ」などのコメントが寄せられ、3万超のいいねが付いている。(9月1日現在)

とても興味深いカエルの食事風景だが、そもそもなぜ、回転寿司の形式でエサを与えたのだろうか。また、よく見てみると、エサは緑や茶色、ピンク色などがあるが、色によって違いはあるのだろうか。ケロンパスさんにお話を伺った。

基本的に静止している物は食べない

ーーなぜ回転寿司形式でカエルにエサを与えようと思った?

カエルの視力は、動くものを捕らえる能力に特化していて、基本的には静止している物は捕食しません。なので、カエルの目の前でエサを動かす事で反応してくれます。 回転寿司のように目の前でエサを流せば食べてくれると思いやってみる事にしました。


ーーカエルたちは普段はどのようにエサを食べている?

カエル達は普段、生き餌のコオロギやワラジムシ等の基本的には動く物を捕食します。 人工餌等の場合は目の前で動かしたりして餌付けします。 回転寿司形式は初めてです。


ーー動画のエサは何を食べている?色が違うがそれぞれ違いはあるのか?

餌はカエル用の練り餌、亀、リクガメ用の人工飼料です。色による成分の違いはありません。

もぐらたたきみたいにしたら楽しそう

ーー一番こだわったポイントは?

人間と同じように回ってくるお寿司を取るような感じで食べている動画を撮りたかったです。もしもカエル用の回転寿司店があったらならば…というイメージです。


ーー投稿には反響はあった?

なるほど、このやり方があったかと発想を褒めて頂いたり、可愛いという声、真似してみたいという意見も沢山頂きました。


ーー今後考えているエサの与え方はある?

もぐらたたきみたいに穴からポコポコ餌がでたり入ったりする装置があれば、ゲーム性があって楽しそうですね。

カエルは動くものを捕らえる能力に特化しているため、静止しているものは食べないことから生まれた回転寿司のアイデア。単なる遊び心で試したのではなく、習性を理解した上での“回転寿司”だったのだ。カエルたちも、お腹いっぱいに食べて満足したに違いない。

そして、もぐらたたきのように穴からエサが出てくる仕組みも面白そうだと話すケロンパスさん。こちらの実現にも期待したい。

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