きなこ餅みたい!大人気のまんまるフォルム

時に、思いがけない姿を見せてくれる動物たち。

今、埼玉県こども動物自然公園にて公開されているある動物が「不思議でかわいい!」と話題になっている。

(埼玉県こども動物自然公園 提供)
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それが、こちらの「グンディ」

丸くて大きな耳とコロンとした姿が目を引くこのグンディは、ヤマアラシに近い種の動物。見たことがない!という人も多いだろうが、日本では埼玉県こども動物自然公園でしか展示されていないという。

このグンディ、展示されている施設が国内ただひとつという点でも注目なのだが、話題となったのはこのポーズ。

(埼玉県こども動物自然公園 提供)

一匹のグンディの上にもう一匹が積み重なるような形でじっとしているグンディたち。

ぴったりとくっついたその姿には「重なったきなこ餅みたい!」「ハグしてるの?仲良しでかわいい!」といったコメントが続々。

埼玉県こども動物自然公園の公式Twitterには1万件を超える「いいね」がついた投稿もあるなど大人気となったグンディだが…一体、このポーズの意味は?

埼玉県こども動物自然公園にお話を聞いてみた。

くっつくポーズは「社会的行動」

――改めて、グンディとはどんな動物?

アフリカの砂漠などに暮らす、原始的な「げっ歯類」です。


――二匹が重なり合うようにくっついているのは何のため?

群れで暮らす動物なので、仲間同士のコミュニケーションで行っているのかもしれません。リラックスしている中で見られる行動かと思います。

よく見ると2匹が合体中(埼玉県こども動物自然公園 提供)

現在展示されている4匹のグンディは「アトラスグンディ」と言われる種で、北アフリカのサハラ砂漠周辺に生息するげっ歯類。おっとりした見た目に反して、崖や岩をよじ登るのが得意な活発な動物なのだという。

そして“きなこ餅”のようなポーズは、動物が順位の確認などのために行う「マウンティング」や交尾のポーズのようにも見えるが、グンディによく見られる「社会的行動」のひとつだそう。

このポーズをとる詳しい理由はわかっていないそうだが、リラックスした仲間同士で行うコミュニケーションのようで、コメントにあった「ハグしている」状態に近いのかもしれない。

ちなみに「数匹つながることもある」というこのポーズだが、グンディは匂いに敏感で繊細な動物のため、なかなか撮影が難しいようだ。


他にも、口と口を合わせる“キス”のようなポーズもグンディの特徴。

グンディには「今まで一緒に生活していた個体を突如追いかけ回して追い出したりする」という少々気難しい面もあるそうだが、仲間とのコミュニケーションを大事にする動物のようだ。

口を合わせるポーズも特徴(埼玉県こども動物自然公園 提供)

――他にどんな特徴的な行動がある?

岩場に生息しているので、縦にも岩場に上ることができます。

「溶けたお餅」にも変身

また、公式Twitterではグンディのこんな“だらけた”ポーズも公開。

「鏡餅みたいに重なる姿や、雪見だいふくみたいなまんまるな子が注目されることが多いですが、こんな風にデロンと溶けた餅みたいになっていることもあります。 全部、お餅だ…」

(埼玉県こども動物自然公園 提供)

――グンディが注目されていることについて…

まだあまり知られていないグンディですが、この投稿により人気者になるといいなぁと思います。現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止にともない、入園方法が通常と異なっております。ホームページをご確認のうえご来園ください!


埼玉こども動物自然公園では9月1日から、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前予約チケットの販売による入園予約制を実施中。また、中止しているイベントや制限されている展示もあるという。

話題となったグンディも一部展示場所を封鎖しており4匹の展示となっているが、再開すると公開匹数が増える場合もあるという。ぜひかわいい“きなこ餅ポーズ”が見たい人は足を運んでみてはいかがだろうか。

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